新谷千布美
大阪市は1日、市立大淀小学校(同市北区)の改修工事で、屋上から長さ4メートル、縦横3センチの鉄製の部材が落下する事故が起きたと発表した。部材は小学校に併設する幼稚園の入り口近くに落下。当時、小学校は授業中で、幼稚園は送迎の時間だったが、けが人はいなかった。
市都市整備局によると、小学校は3階建て。同日午後2時40分ごろ、屋上に設置されていた水槽の撤去作業を行っていたところ、水槽の周囲を覆っていた部材の一部が落下した。重さは数キロとみられるという。
撤去は、工事を受注した業者の作業員が行っていたが、手をすべらせた可能性があるという。市は今後、詳しい原因を調べるとともに、再発防止策に取り組むとしている。(新谷千布美)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル